人間は普通 自分たちのやっていることを はっきりとは自覚していない。 日々の必要に追われ大体は昔通りに、 しかし その都度おこってくる問題に対応するために 工夫をしながら生きる。 ただ、 ときとして、 人間は自分たちの営みの意義を自覚する。 . 高坂 正堯 『現代史の中で考える』より .